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歯医者の内装デザインのポイントとは?デザイン会社の選び方も紹介

2022.08.22お役立ちコラム

歯科医院に対しては、どうしても「痛い」「怖い」というイメージを持っている人が多く、子供はもちろん大人でも、できれば行きたくないと思っている人は少なくありません。
そんなネガティブな印象を一新させるポイントとなるのが内装です。

ここでは、患者様に「ここなら通いたい」と思っていただけるような内装について解説していきます。

歯医者の内装デザインのポイントとは?デザイン会社の選び方も紹介

歯科医院の内装デザインで気をつけたいポイント

内装は、歯科医院の印象を決める重要な土台となります。
では、どのような内装が良いのか、気をつけたいポイントを紹介します。

治療室はプライバシーを重視する

歯科医院の治療室はオープンになっているところも多く、中には患者様同士の仕切りがないところもあります。
これが当たり前と思っている人もいますが、治療内容を他の患者様に聞かれたくない、治療している姿を見られたくないと思っている人もいます。

近年はプライバシーを重視する傾向が強まっているので、治療室は患者様のプライバシーを守れる作りにしましょう。

待合室は明るく清潔な空間を作る

人によって好みは異なりますが、待合室は明るく清潔な空間を作るのが基本です。
歯の治療は、予定通りに終わらないことも多く、予約制であっても待合室にいる時間が長くなります。
虫歯の治療の場合、待っている間の患者様の気持ちは痛みへの不安から暗くなりがちです。

待合室が暗かったり、乱雑だったりすると、そこにいるだけで憂鬱な気持ちになってしまうかもしれません。
そんな気持ちを少しでも軽くして、快適に過ごしてもらえるよう、白やパステルのクロスや間接照明などを使って明るく清潔な空間にするのがベストです。

作業動線はスムーズに

患者様が心地良く待てる、治療を受けられるということも大事ですが、スタッフが働きやすい動線であることも大事です。
受付と診察室の動線や器具を洗浄したり準備したりする作業スペースの広さは、働きやすさに直結するのでしっかり考えましょう。

また、掃除の手間がかかるようなクロスや床だったり、動かす手間がかかるインテリアを置いたりしてしまうと、掃除が行き届かず不衛生な印象になってしまうので、清潔に保ちやすい内装にすることも重要です。

デザイン費用の目安

デザインの費用は、広さや希望条件によって異なりますが、目安となるのは工事費用の10~15%となります。
例えば、工事費用が500万円の場合は50~75万円が費用となります。

ただし、何回も修正を依頼すると、その分費用は高くなってしまうので注意しましょう。
修正回数を少なくするには、打ち合わせのときにしっかり希望を伝えるのがポイントなので、事前にどのような内装にしたいか考えておくことをおすすめします。

ターゲットに合わせたデザイン例を紹介

ここでは、ターゲットに合わせたデザイン例を紹介します。

ファミリー層にはキッズスペースを配置

ファミリー層には、キッズスペースを配置するのがベストです。
子供が遊べる空間があれば、親御さんも安心して通えます。
また、他の患者様に迷惑をかけることも恐らくは減るので、本やおもちゃ、テレビモニターなど子供が飽きずに居られる空間を作りましょう。

女性にはカフェ風な内装が人気

女性をターゲットにするのであれば、リラックスして過ごせる場所として圧倒的な人気を誇るカフェ風の内装にしましょう。
天井を高くしたり、インテリアをウッド系でまとめたりするだけでも、おしゃれな空間に仕上がり女性人気も高まるかもしれません。

サラリーマンには高級感を演出

サラリーマンをターゲットにする場合は、高級感を演出するのがおすすめです。
待合室はシックな色合いでまとめたり、座り心地の良いソファを設置したり、間接照明を使えばホテルライクな空間に仕上がります。

「歯科医院でゆったりくつろいでもらう」というコンセプトにすれば、忙しいビジネスパーソンの囲い込みを狙えます。

デザイン会社の選び方について

ここでは、デザイン会社の選び方を紹介します。

設計とデザインを一括で依頼できる

設計とデザインの作業はほぼ重複しているので、一括で依頼できる会社を選びましょう。
それぞれを違う会社に依頼すると、その分費用がかさんでしまいます。
また、同じような内容の打ち合わせをそれぞれの会社と行うことになり、時間も無駄になってしまうので、設計もデザインも請け負ってくれる会社を選んでください。

歯科医院の内装デザイン実績がある

歯科医院には専用の医療器具を設置したり、作業スペースを取ったりする必要があるので、歯科医院の内装デザイン実績がある会社を選びましょう。
実績がない会社だと、動線が把握できなかったり、作業スペースを削ったりしてしまう可能性があり、治療しにくい内装になってしまうかもしれないので注意してください。

内装デザインは患者様がリラックスできる空間にしよう

自分の部屋であれば、自分目線で内装を決めることができますが、歯科医院の場合は患者様がリラックスできる空間やスタッフの同棲を考慮した内装にすることが重要です。
ただし、初めてデザインを考える場合は、どのように決めていけば良いか分からないという方も多いかもしれません。

コンセプトが曖昧なまま作成を依頼してしまうと、自分の理想の歯科医院とはかけ離れてしまうかもしれないので、歯科医院の内装でお悩みの方は株式会社ismへご相談ください。

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