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カフェづくりではコンセプトに重点を置こう!決め方などをご紹介
2024.03.30お役立ちコラム
カフェをオープンさせる方のなかには「コンセプトってほんとうに必要?」
と考えている方も多いでしょう。
そこで今回は、カフェづくりのコンセプトの重要性についてご紹介します。
コンセプトが重要な理由やコンセプトの設定方法などを知りたい方は、本記事を参考にしてください。
カフェづくりにはコンセプトが重要!
理想のカフェをつくり上げるには、コンセプトの設定が欠かせません。
コンセプトとは、お店の方向性を決めることをいいます。
お店によって強みとなる特徴はさまざま。
コンセプトを明確にすることで、お店のカラーが決まるでしょう。
長期的な営業を目標としている方には、特に大切なポイントです。
カフェづくりでコンセプト重要である3つの理由
カフェづくりでコンセプトが重要な理由は、主に3つあります。
理想のカフェづくりを実現するためにも、ぜひ参考にしてください。
それぞれについて詳しく解説します。
➀将来の計画が立てやすい
カフェのなかには、10年以上続いている店舗もあれば、数年で閉店する店舗もあります。
10年以上続く店舗の多くは、オープン時から変わらぬコンセプトのなかでお店の雰囲気やメニューを大切にしているケースが考えられます。
コンセプトが影響を与えるお店のイメージは、主に以下のとおりです。
・メニュー
・外観(看板など)
・内装(壁紙の種類など)
・店員の服装
・食器やカトラリーの種類
・営業時間
コンセプトが明確になれば、上記がしっかりと定まるため雰囲気に一体感が出ます。
営業中の迷いもなくなり、余計な経費の出費も抑えられたり必要経費の算出が簡易的になったりするでしょう。
反対に、コンセプトが定まらないままお店をオープンさせると、統一感がなくありきたりなカフェになります。
ターゲット層も曖昧になり、ゴールはどこなのかが定まりません。
あれもこれもとよくばると、経営に支障をきたしたり的外れな結果を導いたりするでしょう。
➁他店と差別化をはかれる
カフェをオープンさせる際は、エリアを決定し開業をします。
各エリアにはそれぞれの特徴があり、その土地に合った雰囲気のお店を出します。
そのため、同じエリアに似た雰囲気の店舗が集結する場合も。
そこで、他店に負けないために大切なのがお店のコンセプトづくりです。
どの客層にアピールするのか、どのメニューに重点をおくのかなどオリジナリティを出すことで、他店には出せない独自のカラーを演出できます。
コンセプトの追求はお店の強みになり、話題性が生まれれば瞬く間に人気店に。
ターゲット層が訪れてみたいと思えるような魅力的なコンセプトで、他店との差別化をはかりましょう。
お店のファンやリピーターが増える
コンセプトを明確にしたお店は、自然とリピーターが増えます。
お店の雰囲気が統一されていたりターゲット層に合わせたメニューを提供したりすると「このお店に入ってみたい!」と、来店してでも食べたい・飲みたい・過ごしたいと考え、足を運ぶ人が増えるでしょう。
「ここでしか味わえない空気感」「ここでしか楽しめない味」が定着すれば、特徴のあるカフェとして他店よりも魅力的なお店になります。
お店のファンを増やし、大切なお店が長く愛されるためにも、コンセプトを明確にすることは必要不可欠です。
カフェのコンセプトは「5W2H」で決めよう
コンセプトを決める方法では、「5W2H」の法則を利用しましょう。
「5W2H」で決められる内容は、主に以下のとおりです。
5W1Hの内容 | 意味 | 具体例 |
Why | なぜ | お店を始める理由
価値の位置づけ |
Who | 誰が・誰に | ターゲットにする客層 |
When | いつ | オープン日や営業時間 |
Where | どこで | お店を開業する場所 |
What | 何を | 提供するメニュー内容 |
How | どのように | サービスの提供方法 |
How much | いくら | 予算・メニュー料金 |
「Why」では、お店を始める目的を明確にしましょう。
お客様のお腹を満たすため、安らぎの空間を提供するためなど、お店を始める目的を定めるのに大切なポイントです。
「Why」が決定したら、「Who」でターゲット層を決定します。
ターゲット層は、コンセプトを決める上で大切なポイントのため、できるだけ細かく設定をしましょう。
「When」は、営業時間などを設定します。
昼間に営業するのか、夜間に利用可能なカフェにするのかで客層も変わるのがポイントです。
時間の細かな設定は、あとからでも変更可能なため、だいたいの時間を設定しましょう。
次に、上記で決定したコンセプトをより活かせる場所はどこか、カフェをオープンさせる場所「Where」を決定。
誰に向けてお店を出すのか「Who」を意識するのがおすすめです。
メニューの決定は「What」に該当します。
お店のイチオシ商品を決めて、必要最低限のメニューを決定しましょう。
サービスの提供方法が違えば、かかる費用も変動します。
レジで直接会計をしてから商品を提供するのか、店員が席に行き注文をとるのかなど「How」を具体的に決めると良いです。
カフェの価格設定ではメニューの料金を決めるだけでなく、家賃、光熱費などの出費が集客率でどのくらいまかなえるのかを算出します。
ターゲット層の収入面なども考慮すれば、より理想のカフェづくりができるでしょう。
まとめ
理想のカフェづくりには、コンセプトが重要です。
コンセプトを明確にすれば他店と差別化がはかれ、リピーター獲得につながります。
また、コンセプト設定に「5W2H」を活用することで、お店の雰囲気を統一できたりターゲット層を絞ったりでき、長く愛されるお店づくりが可能でしょう。
コンセプトが重要な理由やコンセプトの設定方法などを知りたい方は、本記事を参考にしてください。