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歯医者の診察台の値段は?歯科用ユニット購入のポイントを解説!

2023.02.21お役立ちコラム

「歯医者の診察台の値段はいくらなのかわからない」
「歯医者の診察台を買うときのポイントがわからない」
歯科の開院にあたり、このような悩みを抱える方は多いのではないでしょうか。

本記事では上記のような悩みを解決するために、歯医者の診察台とはそもそも何か、値段はいくらかを解説します。
また、歯医者の診察台の購入を考えている方のために購入のポイントもご紹介します。
歯科の開院準備中の方は、ぜひご覧ください。

歯医者の診察台の値段は?歯科用ユニット購入のポイントを解説!

歯医者の診察台「歯科用ユニット」の値段とは!

歯医者の診察台は、歯科用ユニットと呼ばれます。
歯科用椅子に加えて、治療に必要な機材がセットになっています。
一般的に歯科用椅子として売られているのでなく、歯科用ユニットとしてセットになって売られている場合がほとんどです。

歯科用ユニットの相場は、1セット当たり「250万円~500万円」程です。
ちなみに、歯科用ユニットは歯科用椅子・ドクターユニット・ライト・ウォーターユニットなどから構成されていて、合計の相場を指します。

海外メーカーのものでは、100万円前後の歯科用ユニットも日本で使われるようになってきています。
価格は魅力的ですが、性能やデザインなどをしっかりと見極める必要があるでしょう。

歯科用ユニット購入時のポイント4選!

歯科用ユニットの購入をお考えの方のために、歯科用ユニット購入時のポイントを解説していきます。
具体的な購入時のポイントは以下の4つです。

● ユニットの見た目
● 機能性
● 占有面積
● 消毒システム

それぞれ重要な理由を解説していきます。

1.ユニットの見た目

歯科用ユニットの見た目・デザインと、歯医者の雰囲気が合っているかどうかが重要です。
歯科用ユニットだけ派手な場合など、雰囲気と合っていないと患者は安心して診察・治療を受けられなくなります。

歯医者の治療に対して恐怖心を持っている場合もあるため、安心できる環境づくりが必要です。
歯科用椅子等は色を選択できる場合があるので、内装などに合わせた配色を心がけましょう。

2.機能性

診察や治療を行ううえで、歯医者の治療方針やコンセプトに合った過不足のない機能を備えておく必要があります。
ひたすら機能が多い歯科用ユニットを選べばよいわけではありません。

必要のない機能を多く備えた歯科用ユニットを購入すると、機能が多い分料金は高くつきます。
また機能が多く備わっている分、多くのメンテナンスの必要性があり、怠ればユニットの故障にもつながります。

機能をあとから付け足せる場合もあるので、無駄な機能を取り入れない考えで購入するとよいでしょう。
事前に、必要な機能を見定めておく必要があります。

3.占有面積

歯科用ユニットが占める面積は非常に重要です。
歯医者の広さに対して、あまりに多くの歯科ユニットを導入し過ぎると患者やスタッフは窮屈に感じてしまうかもしれません。

患者や働くスタッフにとって、安心できる環境・働きやすい環境づくりは大切です。
余裕を持った配置を心がけましょう。
内装のデザイン段階から、歯科用ユニットをどこに何台設置するのかを考えておくとよいでしょう。

また、歯科用ユニットが移動可能かどうかも重要です。
必要に応じて移動できると、さまざまな場面に対応できます。

4.消毒システム

歯科用ユニットの消毒システムも重要です。
歯科用椅子は患者の唾液が付着する場合も多いため、清潔に保つ必要があります。
歯科用椅子によっては表面の抗菌コーティングが施されているものもあるので、購入時に確認しましょう。

治療に使用される水も、自動で消毒してくれるシステムがあります。
水は患者の方の口の中に入るものなので、常に清潔に保つ必要があります。
歯医者内での衛生管理や感染症などは、大きな問題につながるため清潔さには十分気をつけましょう。

歯医者の診察台「歯科用ユニット」のメーカー比較3社!

ここからは歯科用ユニットの購入を考えている方に向けて、歯科用ユニットを販売しているメーカーを3社紹介します。
今回紹介するのは以下の3社です。

● モリタ
● エーデック
● ヨシダ

それぞれ特徴を解説するので、購入時の参考にしてください。

1.モリタ

モリタは、日本国内でトップレベルのシェアを誇ります。
創業100年以上の老舗メーカーです。
大きな特徴としては、デザイン性に優れている点です。

先述したように、院内の雰囲気は患者が安心できる大きな材料になるため、大変重要といえます。
通常の歯科用ユニット以外にも、車椅子の方も利用可能なユニットなど機能面でも充実しています。

2.エーデック

エーデックは、アメリカやカナダで約8割のシェアを獲得しているメーカーです。
日本での使用事例は多くありませんが、故障が少ないと評判がよく大変魅力的です。

故障の少なさや耐久性の高さ・維持費などのコスト面を重要視する方にとっては、購入時視野に入れておくとよいでしょう。
5年保証もついているので安心です。

3.ヨシダ

ヨシダも、モリタ同様に100年以上の歴史を持つ老舗です。
消毒システムに優れている点が特徴です。
各パーツを取り外して洗浄しやすい設計になっており、清潔に保ちやすくなっています。
衛生管理を徹底して、患者に安全の治療を提供したい方には魅力的なメーカーです。

まとめ

歯医者の診察台である、歯科用ユニットの値段について解説しました。
歯科用ユニットの相場は250万~500万円です。
複数必要になると予想され、決して安いものではないため、購入時はポイントを押さえて歯科用ユニットを選ぶ必要があります。

すべてに共通していえる点は、患者が安心・安全に使用できるかどうかです。
そこを念頭に置いたうえで、医院の治療やコンセプトに合わせたものを選びましょう。
本記事が、これから歯科用ユニットを購入する方の助けとなれば幸いです。

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